旅先でだらだら中国語を勉強するのが好きだ ~タイ編~
- 2017/10/07
- 08:00

※バンコクのケンタッキーフライドチキンで勉強する筆者(私)
9月の旅行に行くちょっと前から中国語の勉強を始めた。キッカケは台湾人の友達にいいテキストを教えてもらったから。いやね、今まで漠然と中国語が話せたらいいなとは思ってたんだよね。
でもいざとなると億劫でなかなかその一歩が踏み出せずにいた。だがセミリタイアした今、時間は有り余るほどあるので始めてみようと思い始めた。ひたすらゲームをし倒すのもいいけれど、どうせなら自分自身もレベルアップできるものがいいなと。
それに語学なら旅行でも役に立つし、派遣やリゾバでも時給アップが見込めるという下心も(笑)
というわけで今回この本を買って、スマホにCDを取り込んで海外に持っていったよ。
結果としてこれが大正解だった。なにせ格安旅行なので待ち時間が多いためスキマ時間には事欠かない。本と違って「読み終わる」ことがないので旅行の間中楽しめる。もちろん長い機内でも格好のヒマつぶしとなる。
さて、ドンムアン空港に着きマジックフードコートで昼ごはんを食べていると隣に台湾人の団体旅行客がいた。ふとしたきっかけで話すようになり、僕が中国語を勉強中だと話すと親しみを持ってくれたようだ。
一人は英語が話せるようだったが、僕がつたない中国語で話せるだけで全員と会話を楽しむことができた。大げさに言えば英語しかできなかった時に比べて僕の世界は広がった。片言の日本語で一生懸命に話そうとする外国人を微笑ましく思えるように、相手の心にグッと近づける気がした。
次にバンコクのゲストハウスに行くと同室は中国人の学生だった。彼も英語が流暢なので意思の疎通には不自由しないが、なるべく中国語で話すようにした。間違ってたらちゃんと教えてくれるのがありがたい(特に発音が難しいのよ!)

チェンマイではカフェでもダラダラと中国語の勉強をしていた。ブログを書くのに飽きた時にちょうどいい気分転換になるんだよね。しかも時間も有効活用している錯覚も味わえるのでトクした気分だ。
そして日帰りエレファントツアーでは自分以外の客が全て中国人。タイ人のガイドも中国語がペラペラで完全なアウェー。その中の一人に1歳位の男の子がいたので「小孩可愛(かわいい子供ですね)」と話しかけると、それがキッカケでちょくちょく話すようになった。
交流を持つと今までうるさく思っていた子供の泣き声もオッサンのけたたましい話し声もそれほど気にならなくなるのが面白い。特にオッサン同士の会話で頻繁に「トウズー(投資)」と聞こえてきたのが笑えた。どの国も同じだな。ビュッフェの後にお菓子をドンドン振る舞おうとするお爺さんに「吃飽了(お腹いっぱい)」と答えたり、楽しく過ごすことができた。
他にも行きつけの食堂で中国語とタイ語しかできないタイ人OLと出会った。常連のようで旅行代理店に勤めているとのこと。なるほどそれで中国語が達者なのか。

店主のおばちゃんも外国人客のために中国語を勉強しているらしく、急遽即席の中国語教室が開講。ノートにメモを取ったりして結構真剣。近くのコンドミニアムで1ヶ月ほど住むとしたら通うのもいいな。中国語とタイ語と日本語が学べる贅沢な食堂に(笑)
発音の勉強のためよく見ていた動画『英語&中国語を勉強できる贅沢なチャンネル Triple Flags!』。人はどこでだって勉強できる、いい時代になったものだ。
パーイでも中国人の奥さんがいるゲストハウスのオーナーと出会ったり、中国語を使う機会には事欠かなかった。語学の勉強は一人でいる時間も人といる時間も楽しめる一粒に二度美味しい娯楽だなと思う。
長くなってきたので台湾編につづく…未完待續。