台湾の郵便局(中華郵政)口座の開設に行ってきた
- 2018/01/10
- 08:00

銀行口座開設にはことごとく失敗し、付き添ってもらった知人には「諦めてタイの銀行口座を作ろうぜ」とサジを投げられる始末(笑)。だが諦めが悪いのが僕の長所。微かな望みをかけて郵便局の口座開設を試みたぞ!
※2017年後半からマネーロンダリングによる規制のため外国人の銀行口座開設がかなり厳しくなった
結論から言うと口座開設には成功した。その流れを紹介しよう。

まずは口座開設の窓口に行って整理券をもらう。ちなみに今回、屈指の日本語力を持つ台湾人の親友に付き添ってもらった。銀行と違って郵便局の窓口はおばちゃんばかりで中国語しかまず通じない。
口座開設に必要なもの
・パスポート
・中華民國統一證號基資表
・台湾での住所
・台湾での電話番号
・預金するための現金(最低100元)
・印鑑(フルネーム!)
居留証も住所を証明する公共料金の領収書等も必要なく開設の理由も特に聞かれず。だが印鑑が必要、それもフルネームのものをだ。おばちゃんからは「日本人は名字だけの印鑑らしいけどそれはダメよ」と言われた。
Foreigners:
Present a valid residency permit and passport. Applicants without a valid permit are required to present a "Record of ID Number in the Republic of China"(available upon request from the branch offices of National Immigration Agency.
(居留証とパスポートを見せてね。居留証がなければ移民局発行の中華民國統一證號基資表が必要よん)中華郵政のサイトより
というわけでまずは印鑑を作りにGO!


たった50元で彫ってくれる。台湾では街のあちこちにこうした印鑑屋があり、日本みたいな既製のシャチハタはない。同じ名字が多いしね。林さんのハンコだらけになってしまって印鑑としての意味をなさなくなる。
返す刀で郵便局に戻る。その後の手続きは順調で写真を撮ったり、暗証番号の設定をしたり。途中、友達と窓口のおばちゃんが話し込んでいる時があったけどどうやら僕らがどうやって出会ったのか聞いていたらしい。日本じゃ考えられないよね(笑) 30分ほどで通帳を受け取って終了。

預け入れは通帳だけでOK。引き出しは印鑑と通帳が必要。日本と同じだよね。
キャッシュカードの作成には一週間かかるとのこと。またVISAデビット機能もつけられるので台湾に来ることがなくなったとしても日本を含む全世界で使うことができる(レートの関係で他国で使うのはオススメしないが)
キャッシュカードによる引き出し
郵便局のATM:一回60,000元、一日150,000元まで ※預入も可
他行のATM:一回20,000元、一日150,000元まで(手数料5元)
VISAデビットの手数料
引き出し:一回100元+海外事務手数料1.5% ※さらに現地ATM手数料がかかる場合もあり
ショッピング:海外事務手数料1.5%
今は台湾ドル高なのであまり預けておくつもりはないが円高の時には多めに両替して放り込んでおこうと思う。