一人で意味もなく海外旅行に行くのが好きだ
- 2018/07/06
- 08:00

今回のタイ旅行では特に目的やテーマも決めずに終始ダラダラと過ごしていた。一応やることは口座開設や語学学校の見学など多少考えていたがほとんど未達成。それでも十分に満足のゆくものだった。
(参考)出会った頃のタイでいて ~訪タイ直前総まとめ バンコク編~
(参考)出会った頃のタイでいて ~訪タイ直前総まとめ パタヤ編~
有り体に言えば、海外旅行を「特別」なものではなく、日常のように味わってみたかったのかもしれない。
(参考)派遣日記 vol.18 ~セミリタイアskype会談Ⅲ~
今回、観光しない旅のスタイルに完全にハマっちまったな。カフェや共有スペースでダラダラパソコンやスマホいじったり、海の見えるバーで昼間から飲んでぐだぐだしたり…☺️ 別に特別なことしなくてもいいんだと思うとより自由になれる気がした。
— snufkin@セミリタ (@snufkin_index) 2018年7月3日
結果としてはこれが大正解。フルタイムで働いている時は海外なんて行けたとしても年にせいぜい一、二回。だからどうしても情報収集やスケジューリングなど入念に準備してしまう。少しでも時間をムダにしないために!
一方、セミリタイア後は来ようと思えばいつでも来れる。とりあえず安いチケットを見つけたら用もないのにポチっておいて、事前の準備などもロクにしない。めっちゃ楽。さらに直前になってもソワソワせず、行きの空港に着いて「ひたすらリピートされるアナウンス」を聞いて初めて、「あ、これから海外に行くんだ」と実感する始末。ある意味すごい贅沢だよね。
こんなことをつぶやいたら何人かのセミリタイアラーに共感してもらえた。
phaさんのブログの中でお気に入りの記事である「一人で意味もなくビジネスホテルに泊まるのが好きだ」にとてもインスパイア(笑)され、その「海外版」をやってみたくなった。繰り返すが特に意味はない。
(参考)一人で意味もなくビジネスホテルに泊まるのが好きだ (phaの日記)
こんなことを言ってる自分だが、かつてはバンコクのカフェで気だるそうに分厚い本を読んでる欧米人を見ては「せっかく海外にいるのにモッタイナイ」と思っていた。でも今ならわかる気がする。
phaさんの言い回しを借りるなら彼らは「海外旅行中に本を読んでいる」のではなく、「別の場所で普段の休日と同じ過ごし方をしている」だけのかもしれない。まぁ日本には長期のバカンスという概念がないから想像できないのも仕方ないが。
というわけで彼らを見習って、「せっかく海外に来たんだからガッツリと観光しないといけない……」とか「コンビニ飯やファストフードではなくその土地の名物を食べなくてはいけない……」という呪縛から離れてみた。
深夜特急を見ながらチャーンビール飲み納め。 pic.twitter.com/Iqsns2kds1
— snufkin@セミリタ (@snufkin_index) 2018年6月23日
コンビニでテキトーに調達してきた食料で晩酌。錯覚かもしれないが普段食べているものでも見える景色が違うと新鮮味があるんだよね。これぞ、日常と非日常のハイブリッド。
ちょっとだけ変化を与えるだけでいい。そうして適度にエネルギーを発散させたり、気分転換させたりすると「小難しく考えて世の中に対して斜に構えたり」、「ムダに人を攻撃したり」しなくなるのかもしれない。